在校生の皆さま
2025.06.11校長ブログ
下校の時間になった。
多くの子はバスに乗る。 そんな流れに逆行して校舎へ戻る1年生がいた。
大きな木の根元に向かった。
そこにはコップが6個ほど置かれていて、「エナジードリンク」「 コーラ」「ジュース」、、様々だ。
アリなどの小さな虫が集まっている。
「僕はコーラなんだ」ほとんど虫はいない。
他の飲料水には結構集まっていた。
ちょっと不満そうだ。
確認するとまた走って下校の波に混じり帰っていった。
青葉台初等学部には「ファミリア」という時間がある。
その子が走っていったのは「ファミリア」 で教師から提案された実験から始まっている。
また「チョイス」の時間は,「サイエンス教室」と「 ボードゲーム」の2種類から授業を選べる。
サイエンス教室では, クエン酸と重曹と洗剤を混ぜると何が起きるかの実験もあった。
一瞬にして、小さな爆発のように白い泡がモクモクと出来、 子ども達は目を見張り歓声を上げていた。
青葉台初等学部の子ども達は学校が楽しいと言う。
それに引き換え私は、 何回もさせられた整列や行進が運動会の暗い思い出となっている。 自分の子ども時代とは大違いだ。
当校で大事にしている「主体性」
教師のこうした地道な取り組みがやがて実を結んでいく。