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お知らせ

2025.04.04

R7年度 学校説明会について

R7年度 学校説明会を開催します!

 

第1回 6月21日(土)10:00~

カリキュラム説明・学校見学など

 

第2回 8月 1日(金)10:00~

サマースクール・児童発表見学など

 

第3回以降は,日程が決まり次第,お伝えいたします。

 

※説明会への参加を希望される方は、事前の予約が必要となります。

また、学校見学のお問い合わせにも随時対応させていただきます。
みなさまからのご連絡、お待ちしております。

2025.05.19

自由の追求、そして自分を生きる(校長・副校長対談記事)

 

 

R7対談記事

2025.05.01

校長ブログ

この学校でしか経験できないことがある。「ファミリア」だ。

異年齢のミニ集団で、 “衣食住”のテーマから一つ自分で選ぶ。

昨日のファミリアは2回目。役割分担を決め内容に入っていた。

 

高学年の子が低学年の子に寄り添っている。1年生が6年生のパソコン画面を一緒にのぞいている。

どんな気持ちでいるのだろうか?と思うが、年長者への憧れを抱いているに違いない。

1年生から見たら5,6年生は大きく、想像もつかない世界の住人ではないか、とその頃の自分を振り返って想う。

 

5年先の時代が読めないと言われている「今」

 

どんな時代を生きていくにしても、子ども達には安心して大人になってほしい。

それには「今」を丁寧に生きることではないか。

例えば、忙しいとは“心を亡くす”と書くが、忙しさに振り回されて、スケジュールを消化することに追われる子どもであったら残念だ。大人には往々にしてあるが、小学生時代の子ども達には味あわせたくない。

 

しかし、青葉台初等学部にいると、時間の流れが穏やかだ。

「今」を心を伴わせて生きれば、経験がしっかりとその子に積まれ、自信となってその子を支えるだろう。

自尊感情で『非認知能力』の一つだ。

 

日本人が他国と比べとても低いと言われている自尊感情とは、自分自身を価値あるものとして尊重する、自己肯定的な評価をしている状態だ。

こういった力は一朝一夕には獲得できない。

乳幼児期から育っている力だが、具体的に実行する力を持つ小学生時代にこそ、獲得させたい力だ。

 

ヒトは真似て育つ。

真似たい!と思う年上の子がいる、それが青葉台初等学部だ。

 

(エピソード)

1年生のそばで6年生が、点線でマス目を書いてあげていた。何だろう、、、と私は見ていた。ファミリア活動の企画書を作るのだが1年生にとって書き直すのは大変だ。消しゴムで消した跡がまだ残っている。6年生はその子のために点線でマス目をつくっていた。

 

青葉台初等学部綱領に、

『学問から得た知識は世界平和のために真に隣人の幸せのために尽くす』

という大理想があるが、隣人との距離、、それが青葉台初等学部では温かく近いのが嬉しい。

 

2025.04.17

国語の授業

各学年の国語の授業風景です。

ひらがなや漢字の練習に励む低学年の子どもたち。

学校での初めての授業にも,前向きに取り組む1年生。

見ていて微笑ましい気持ちになりました。

 

高学年の児童は,音読発表会を行い,工夫した素晴らしい音読を披露しました。

書いたり,読んだり,話したり,聞いたりと,

本校ならではのプレゼンテーションにつながる国語力を身につけていることを感じます。

2025.04.17

新年度スタート

自然豊かな学校で,のびのびと過ごす子どもたちです。

今年度もよろしくお願い致します。

2025.04.10

(校長ブログ)新学期が始まりました

始業式と入学式が行われ、これで全児童がそろった。
子ども達は元気で楽しそうだ。
これからの5年先、10年先が予想出来づらい今、何が重要なのか。
それは子ども達と一緒に生活をしている方々の共通の思いだろう。
始業日や入学式で、私が子ども達に伝えたことは、
自分の学び(知識)は、自分自身のものとする以外に、広く他のために使っていく、そんな心を持ってほしいということだ。
そのもとになるのは、青葉台初等中等学部の綱領の一文による。
「学問から得た知識は 世界平和のために 真に人類の幸せのために 尽くすことを誓います」
当学園の創設者、塚原港の思いだ。
スケールの大きな思いが、子ども達を大きく育てるのだと思う。
私も子ども時代にそんな思いを大人に掛けてもらったら、何か違ったかもしれない。
私は昭和一桁世代の両親から生まれた。
大人になって、畳を歩くときはへりを踏まないのが昔の常識だったと知ったとき、教えられていない自分は、親が知らなかったのかと思ったがそうではなかった。
知っていて教えなかったのだ。
戦前戦後と価値観が変わった時代を生きた両親だが、それほど価値観は変わったのだと理解した。
教える側にいないと思ったのか、私の親は子どもには多くのことを教えなかった。
だから、このように、自分のもの(力とか思いとか)を自分でかかえ込むだけでなく、他に振り向けていくという発想に大人になってから触れた私は、深く感動した。
私が子ども時代に持てなかった思いではあるが、目の前の子ども達はこれからを生きるのだ。
無限の可能性の中で、自分の力を他の為に惜しみなく使っていくことを身につけていくだろう。
それは、子ども達にとって幸せに生きる大きな要因にもなっていくだろう。
自分を大事にすることはもちろん、他を大事にする心があれば、その人は幸せになると私は思う。
幸せの切符を手に入れたも同然だ。